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件名:「台湾の声」在台日本人へのお願い

お願い

このたび中国が制定しようとしている反国家分裂法に、日本政府が断固反対する
よう在台湾日本人として小泉総理に陳情を行います。

ご賛同いただける方はお名前と職業(賛同者リストの肩書きにします。書きたく
ない方は書かなくて結構です)を下記までメールかファックスでお寄せください。
賛同者のお名前は別紙にて付記し、総理へお送りしますが、賛同者以外の外部に
は非公開と致します。なお賛同者は在台湾日本人に限らさせていただきます。
また、このメールを多くのご友人に転送してください。

なにとぞ宜しくお願い申し上げます。

呼びかけ人兼世話人
宜蘭在住日本人 山田智美(フリー記者)

tel/fax 03-9578108
cellular 0955-043-640
tomomomi@ms42.hinet.net

陳情文

 私どもは台湾に住む日本人として、このたび、中国全人代が採択した「反国家分裂法案」について、小泉首相が日本政府の立場として断固反対してくださいま
すようお願いいたします。この法案は、台湾の独立を阻止するため中国が武力を用いて台湾を併合することを謳ったもので、台湾社会に大きな動揺をもたらして
います。

 台湾には現在一万五千人の日本人が、婚姻、就業、就学などの理由により在住しています。ご存じのように台湾はかつて日清戦争によって清国から日本に割譲され、一八九五年より終戦の一九四五年まで、日本の領土でした。その後、中華民国が政権を握り今日まで至っていますが、日本は一九七二年に中華人民共和国と日中平和友好条約を結ぶと、中華民国との国交を断絶してしまいました。

 日本政府が国と認めず日本と国交のない台湾ですが、台湾に住む私たちは現に台湾政府の法体制のもとに日々を過ごしております。台湾には日本交流協会という日本政府の出先機関があり、名称こそ違いますが実質は大使館の役目を担っています。こうして、私ども在台日本人も台湾にいながら、日本国政府の庇護を受けることができます。また同様に日本国内には台北駐日経済文化代表処という台湾政府の機関があり、同様の働きをしています。

 台湾を訪れる日本人は年間で九十万人前後、反対に日本を訪れる台湾人もほぼ同等数います。このように両国の交流が頻繁であることに鑑みて、日本人観光客は
二週間ノービザで台湾に入国することができます。また愛知万博期間中に日本を訪れる台湾人観光客も入国ビザを免除されています。このことは、両政府がお互
いの国民を信頼し合っていることの何よりの証であると思います。

 五十年という長い年月の間、日本の植民地であった台湾には多くの「日本」が残されています。日本教育を受けた台湾の年配の方々はたいへん流暢な日本語を話され、読み書きされます。この方々は日本統治を恨むでもなく、むしろ日本人と知ると懇切丁寧にお世話をしてくださる親日家です。この方々の恩恵を受けずに台湾で暮らす日本人はきっといないでしょう。台湾と日本の文化、経済、そして民間の交流において、この方々が過去になされた貢献は大変大きなものです。

 また、世代は変わっても、台湾人の日本人に対する親しみは変わりません。日本教育を受けていない世代の台湾人も、言葉はできなくとも日本人を良き友人として、親切にしてくれます。

 私ども在台日本人はもとより、台湾を一度でも訪れたことのある日本人ならば、台湾と中国が同じ国であるなどとは思わないでしょう。台湾は経済的に豊かなうえ、識字率も日本と同じレベルで、さらに民主主義が進んだ一つの法治国家です。

 もし中国が武力で台湾を併合しようと迫ってきたとき、この島の国民とこの島に住む私たち日本人らが、その矛先に立たされるのです。そして延いては日本およびアジア、全世界に恐ろしい脅威をもたらすでしょう。

 かつて台湾人は日本国民として先の戦争を戦いました。軍人軍属として前線に赴き、多くの人が亡くなりました。今このとき、アジアの盟友・台湾を守る義務が日本にはあります。
    平成十七年三月十五日
                中国の武力行使を憂慮する在台湾日本人一同
小泉純一郎総理大臣閣下





『台湾の声』  http://www.emaga.com/info/3407.html

『日本之声』  http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe  (Big5漢文)


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