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件名:【PUBLICITY】987:「サッカーはサッカーであり、抗日戦争ではない」/グアムの軍事基地拡張、他

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PUBLICITY
No.987(2004/08/07/土)

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「PUBLICITY」(パブリシティー) 編集人:竹山 徹朗
E-mail:freespeech21@infoseek.jp
blog:http://takeyama.jugem.cc/

※転送・転載自由です。ただ、転送・転載される時には、
登録申し込み先(↓)も必ず合わせて併記してください。
http://www.emaga.com/info/7777.html



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        ◆◇今号の目次◇◆


【めでぃあ・オフノート】
▼「サッカーはサッカーであり、抗日戦争ではない」

【転載】
▼神浦元彰(軍事アナリスト)の「J−RCOM」
グアムの軍事基地拡張

【@編集室】
▼ブログ「アクセス解析」調整中


        ◆◇     ◇◆


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【めでぃあ・オフノート】

▼サッカー・アジアカップの決勝戦「日本」対「中国」が今夜
(8月7日)、北京で行われる。試合が行われる工人体育場の
収容人数は約6万2000人。全チケットのうち約4万500
0枚が一般客に販売され、約1万5000枚がどう使われたの
かわからないらしい(朝日新聞が掲載した上海紙・新民晩報の
情報)。約5000枚が警備用に確保されたともいう。 

今回のアジアカップでは、中国人客が「君が代」演奏の時に席
を立たなかったり、日本人客に食べ物を投げたり悪口を言った
りしたから、中国政府が、決勝戦では暴力沙汰になるのではな
いかと心配している。中国の日本大使館webサイトには、災
難に巻き込まれないようにいろいろと注意事項を書いている。

とにかく中国が厳戒態勢って言ったらほんとに厳戒態勢だろう
から、大丈夫だと思うのだが。

中国の選手が「小日本」と蔑称を使ったそうだが、ほんとなら
、それはいただけないと感じた。選手が言っちゃいけねえな。

▼しかし、サッカー観戦するような若い世代が、なぜそんなに
反日感情を高ぶらせているのか。天安門事件以降の歴史教育で
、反日教育が強化された、というような記事をかつてインター
ネットでみたような記憶があるのだが、よく覚えていない。

▼済南や重慶で罵声を浴びせられた日本人客は、単にサッカー
観戦を楽しみに来ただけだから、罵声を浴びせられる理由が理
解できなかったのではなかろうか。日本のマスメディア報道に
接していても、直接の理由がわからない。

▼念のため、過去・現在の日本政府が非道・鈍感だから中国人
客の振る舞いもやむなし、と正当化するつもりはない。「君が
代」演奏の時に立たないってのは別にいいと思うけどね。日本
の選手もろくに歌ってない時もあるし。

「人民日報」海外版に「サッカーはサッカーであり、抗日戦争
ではない」と書いてあったそうだが、そのとおりである。サッ
カーは「サッカーという名の戦争」である。サッカーが戦争な
のである。その戦争を選手たちが存分に戦う様子を観客は楽し
む。水をかけたり殴ったりするのは「サッカーという名の戦争
」ではない、別の何かだ。

日中ともに、大半の観客はそのことを弁えているのだから、大
げさに報道すべきではないと思う。サッカーの問題、またはそ
こにあらわれる各国内の問題に、国家間の問題を安易に重ね合
わせても、得られるものは一瞬の感情の沸騰のみではなかろう
か。問題の残る年金とかイラクに「派遣」されていて多国籍軍
に「参加」する自衛隊とか、改正の時が迫る憲法とか、はるか
に大きな問題がまったく忘れ去られてるじゃないっすか。今夏
、狂乱するだろうオリンピック報道には、そういう目的もある
のだろうね。「事実の報道」による「ウソ」。


▼武田泰淳の対談集『こんにゃく問答 2 中国今昔』(文藝
春秋、昭和48年11月1日第1刷)は、武田が中国研究家や
中国に行って来た人にいろいろ話をきくという内容で、文化大
革命前後の激変を垣間見ることができる。

このなかに、「日本人は工人帽をかぶるな」と題して加藤周一
が出ている。ちょうど加藤が初訪中から帰ってきたところで、
その中国の様子を武田があれこれ聞く、というかたち。途中で
武田が「ハリ治療」について加藤に聞き始めて、加藤が中国文
化の話題に戻したり、なかなか面白い。このなかから、一般的
な原則となる内容を2つ抜き出してみよう。


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加藤 日本と中国は同じ東洋だから、表面が違っても根本は共
通している、などと、そう軽々にいえないんじゃないかと思い
ます。

p185
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▼この対談のなかでは、日本と中国とよりも、むしろアメリカ
(ニューヨークの摩天楼)と中国(昔の王宮)とが似ている、
という話が出てくるが省略。


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(日本と中国との違いを)はっきりさせた上で、相手の立場か
らみるともっともなことをしていると考えるのが、本当の意味
での「理解」でしょう。日中両国が同じになりましょう、とい
うことではいけない。それはできもしないし、その必要もない
と思います。

p209
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▼あったりまえのことのように読めるが、「相手の立場からみ
るともっともなことをしている」と「理解」することは、かな
り難しい。

重要なことは、まず「相手の立場からみて」、その振る舞いを
「もっともだ」と思うことのできる能力の獲得であって、表面
的な馴れ合いではない。ましてや、相手の立場、背景をほとん
どまったく知らぬままに「けしからん」と決めつけるごとき無
能力の肯定ではない。

アイロニカルに聞こえるかも知れないが、万が一、決勝戦で日
本が優勝し、中国人客が日本人客を何人か殺したとしても、困
るのは五輪開催を4年後に控え国際的な評判を気にせざるを得
ない中国政府であって、日本政府ではない。

「自分たちは困らない。べつにどうでもよい」と政府が思って
いるがゆえに、かどうかわからないが、今回の騒動を報じるニ
ッポンのマスメディアの論調には、どこか他人事のような、冷
やりとした空気を感じる。

たとえば、相次ぐ接戦の勝利によるジーコ監督の評判の逆転を
取り上げた報道はなかなか見当たらない。それはメディア報道
の底の浅さを突くものにもなりうるからか。“勝利/敗北の本
質的な理由”について掘り下げた報道は、深夜のテレビ番組や
雑誌「Number」など一部雑誌の他には、またもや見当た
らないだろう。クローズアップされた中国の反日感情よりも、
自国のメディアのそうした傾向の貧しさの方が気になる。


【転載】
神浦元彰(軍事アナリスト)の「J−RCOM」
〜激動する世界の最新軍事情報を発信〜
http://www.kamiura.com/new.html
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■タイトル
在日米空軍 横田基地主力 グアムへ 
司令部機能は存続 
(読売 7月29日 夕刊)

■概要
在日米空軍は横田基地の第374輸送航空団の実働部隊を、グ
アムのアンダーソン基地に移転し、横田に第5空軍司令部は残
すが司令部要員を240人から69人に削減することが明らか
になった。

実働部隊のグアム移転にはアジア・太平洋地域の空軍機能をグ
アムに集中させたい狙いがある。またこの機会に太平洋軍司令
官(ハワイ)を海軍大将から空軍大将に初めて任命することに
なった。

グアムにはB−52爆撃機や高々度無人偵察機のグローバルホ
ークなどを新たに配備する。また三沢基地(青森県)や嘉手納
(沖縄県)の戦闘部隊は現行のまま残す。

■コメント
横田は戦略輸送と戦術輸送の拠点だった。米本土やハワイから
大型輸送機で横田に運ばれた荷物は、ここで仕分けされて三沢
や岩国などにCー130輸送機で運ばれていた。

しかしC−17輸送機の登場で、戦略輸送と戦術輸送の区別が
つきにくくなっていた。Cー17輸送機は大型輸送機ながら未
舗装の滑走路に着陸でき、しかも1000メートル以下の滑走
路で離陸できるからだ。

Cー17輸送機を使うことで、輸送効率を飛躍的に向上させる
ことが可能になった。そうなれば横田に司令部を置いておく必
然性は首都東京に近いという点だけである。軍事の効率を考え
れば、グアム集中はラムズフェルド長官でなくとも誰でも考え
るアイデアである。すなわちラムズフェルド長官が大統領選挙
後に交代しても、このグアム集中構想は維持されるだろう。

これでグアムには現在の空中給油部隊や横田の輸送機部隊、そ
れにB−52巡航ミサイル発射爆撃機や無人偵察機部隊、それ
にL・Aの冒険者通信員がL・Aタイムス記事を紹介したよう
にF−22戦闘機部隊が集結する。

さらに潜水艦が9隻と米空母1隻が配備されることになった。
それを考えるとグアムの軍事基地拡張はハワイを上回る規模と
なる。

まさにアジアと中東を睨む最大軍事拠点に衣替えをする。

そのようなアメリカの野心を最も警戒するのは中国である。中
国がその対抗策として行おうとしているのはグアム近海に潜水
艦を忍ばせることである。

そしてこれを最も喜んだのは石原都知事である。公約に掲げた
横田基地の官民両用が実現する可能性が高くなった。

石原都知事が誕生したとき、横田基地の官民両用使用をどう考
えるかと聞かれたことがあった。確かこのホームページにも書
いたが、それは時間の問題で現実可能と答えた。

このように横田から輸送機部隊が撤退することは時間の問題だ
ったのだ。しかし地元では騒音などを理由に、横田空港の開港
に反対という住民意見が強いと聞く。

しかし乗客200人程度の中型機で騒音の低いエンジンを搭載
した旅客機ならどうか。横田周辺なら羽田空港まで電車で行く
時間で北海道や沖縄に着く。騒音の少ないジェット・エンジン
が日本で開発されたら・・・。

軍事最優先のアメリカにはない発想で日本の技術者に期待した
い。
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【@編集室】

▼ブログの調子がまだ全快ではない。「解析アクセス」が全く
使えず、何件アクセスあるのかわからず、まだお休み中。JUGEM
に問い合わせたら、「来週末〜16日頃のリリースを予定してお
ります」ということで、それからボチボチ再開しようかと思っ
ている。


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