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件名:「台湾の声」:【NEWS】国民党・王金平「台湾独立を排除せず」

<台湾の声ニュース> 2003.12.17

国民党・王金平「台湾独立を未来の選択肢から排除せず」

 連戦・宋楚瑜候補の大統領選挙を支持する中国国民党・王金平副主席(立法院長)
は16日、台湾の主権問題は次の世代に任せるべきだという考えを示し、さらに「台
湾独立を将来の選択肢から排除しない」と述べた。また、王氏は民主進歩党や台湾
団結連盟が主張している「一邊一國(台湾と中国がそれぞれ別の国)」論にも反対
しない考えを示した。

 また、大統領選挙に立候補している中国国民党・連戦主席は、「中華民国」は主
権独立国家であり、独立や統一の問題はなく、現状を維持していくことを表明した。

 連戦主席は以前、「一つの中国とは中華民国を指す」と述べており、統一派寄り
の姿勢を続けていた。しかし最近、台湾南部の支持率が減りつつあり、それに危機
感を持った国民党が本土派の意見を取り入れ、方針を修正した。

 王金平副主席は国民党の本土派として知られ、南部の高雄が支持基盤。王氏の発
言は、台湾南部の国民党本土派の声を代弁したもの。連戦・宋楚瑜の両氏は「『一
つの中国』解釈それぞれ」路線を訴えていたが、台湾南部の国民党本土派票を失い
たくないため、この王氏の「一つの中国」を否定する言論への批判はしていない。

 これにより、ますます連・宋コンビの台中政策が不明瞭になった。と同時に、連
・宋コンビの主張していた「一つの中国」がいかに現実離れしていて、死守すべき
理念でないことが明らかになった。また、この王氏の発言を「国民党再分裂の兆し」
と見る人もいる。