【このマガジンの他のバックナンバーを見る】
【今日発行されたマガジンを見る 】
【昨日発行されたマガジンを見る】
件名:《ESPIO!》 『中核派VS反戦自衛官』 ●(((((((((((((((((((((( ESPIO! ))))))))))))))))))))))● ========================================================== 《公安情報 ESPIO!》 ■ 『中核派VS反戦自衛官』 Vol.129 05/17/02 ========================================================== ●HP(登録・解除) http://www.emaga.com/info/xp010617.html ■□■□■ 番 組 紹 介 ■□■□■□■□■□■□■□■ 『警視庁裏ガネ担当』(講談社)の著者、元警視庁職員大内顕氏 が5月20日、ラジオに生出演するらしい。 文化放送「チャレンジ!梶原放送局」 http://www.joqr.co.jp/ttb/mon1.html 中波1134KHz (午前8時30分ころから15分間程度の予定) 当日、聴取者から電話やFAXでの質問を受け付けるという。同 氏登場の折には、《ESPIO!》890人読者も一斉にファックスを送 ろう! ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 昨年来、すっかりスットコドッコイな外務省である。 聞けば警備担当の副領事は、山口県警から出向中の馬木秀治との こと。何の事はない「本官」なのである。亀井静香や平沢勝栄、佐 々淳行はしきりに外務省の不甲斐なさを嘆き、もっと毅然たる態度 を見せよ、などと今にも戦さでも始めそうな勢いであるが、他なら ぬ身内も同罪だったわけだ。 外務省が措信能し難い調査結果を報告した後、中国側は即座に、 実は馬木が亡命申請者から、亡命を求める英文の文書を見せられ、 しかしそれを受け取らなかったことを明らかにした。当然、外務省 は否認するのだろうと思っていると、あっさりこれを認めた。 すでに盛んに報道されているとおり、外務省の13日付けの「事 実関係の詳細」にはただの一言もそんなことは記されていない。 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/shinyo/020513_1.html 福田官房長官によれば「このメモが本件とは関係ないと判断した 外務省職員がいた」由である。 馬木が本当は中国プロパーの外事警察官で、不幸にも英文は読め なかったのか。あるいは、そもそもそんな大層な情報官ではなく単 なるそこいらにもいる“お巡わり”に過ぎなかったのか。それはよ く分からない。 しかし、英文が読めず内容が分からないから、突っ返すというの も筋の通らぬ話である。というのも、外務省の調査結果によれば、 少なくとも馬木が対応した時点では、同人は拘束されたのが北朝鮮 出身の亡命出身者であること、さらには敷地内に入ったのを違法に 連れ出されたのを把握していたことが明らかだからである。 <資料>馬木に上記認識のあったこと http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/shinyo/020513_1.html#3 「同副領事が、中国語で国籍とどこから来たのかを尋ねたところ 、男性の内の1名が、中国語で北朝鮮と答えた。そこで、5名の関 係を質問したところ、同じ男性が、他の4名は自分の弟、妻、娘、 母親であると紹介した。」 いや、そもそも内容云々以前に、武装警察官が勝手に亡命申請者 を連れ出したとし、それに抗議している立場からすれば、申請者が 総領事館側に手交しようとしていた文書は、本来総領事館の所有に 帰すべきものであるはずだから、これを預かるのは当然の成り行き だ。文書の内容とはまったく関係がない。たとえ、それがペルシャ 語やウルドゥー語だったとしても、はたまたラテン語やサンスクリ ットやヒエログリフで綴られていようとも、内容の如何に関わらず 確保せねばならないのである。 しかるに、馬木は文書を受け取らなかった。 なぜか? 受け取るとまずい、と馬木が判断したと考えざるを得ない。すな わち、本当のところ、程度の如何はともかく、文書の内容、性質を 把握していたとしか思えないのだ。 一方、駐中国大使阿南惟茂は大略「ともかく来たら追い返せ」と 発言したとして、大きな批判を浴びている。警備優先、人道無視だ というわけだ。しかし、筆者が考えるに、仮に阿南がそれに近いこ とを発言したとしても、それはたしかに一つの正直な見解であると 思う。非常に潔い(後の言い訳はそうでもないが)。さすが、あま たいる戦争指導者が戦後あっさり米国に従属してしまったのとは違 って、潔く割腹自殺した父君(阿南惟幾)を持っているだけのこと はある。 実際問題として、はなから日本国に亡命を受け入れる体制などな いことは、当メルマガ127号でも指摘したとおりである。無理な ものは無理だから仕方がない。第三国への仲介なら可能なような気 もするが、そういう能力もないのだから諦めるしかない。 筆者が何よりも首を傾げるのは、だったら最初から、極東の淋し い小国―日本の立場をはっきり主張しておればいいのに、外国メデ ィア等に隠し撮りされていたことにすっかり慌ててしまい、みっと もなくも、後からすぐにバレてしまうような嘘を重ねていることな のだ。「人道」なんてことは最初から頭にないのに、あたかも自分 たちは終始「人道的」であったかのように、事実を歪曲するその姿 勢が問題なのである。 さて、この点については、我らがスパイ宮崎学氏も、なぜか大い に激昂されているところである。 http://www.zorro-me.com/2002-5/020515.htm 全部は賛同し兼ねるものの、この件についてはおおむね御指摘の とおりかもしれない。 さて、ここで話題は変わる。 例の大阪高検公安部長三井環の逮捕についても、スパイ宮崎学氏 は次のように触れているのだ。 http://www.zorro-me.com/2002-5/ag020516.htm ここで筆者ならずとも一点疑問に思うのが、面談予定日時であろ う。 上の記事にもあるとおり、「ザ・スクープ」の鳥越俊太郎と三井 は4月22日の“午後3時”に“大阪全日空ホテル”で面会するこ とになっていた。 http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/update/director/20020427_010.html なのに、スパイ宮崎学氏もなぜか、同日、同時刻、東京で会うこ とになっていたなどと記しているのである。 <資料>スパイ宮崎学氏の発言がまたも矛盾している可能性がある こと http://www.zorro-me.com/2002-4/020422.html 「この事件はわしは結構かかわっておってやなあ、昨日、つまり 4月22日午後3時に都内某所で、三井に会うはずであった。某大 手テレビ会社の取材陣と会うようにしてあったんや。某週刊誌、新 聞社もきて、連休前にどかーんといく、という手はずがあったのだ 。」 午後3時には取材陣とだけ会い、その後に「都内某所」で三井と 会う手はずだったのかもしれない。三井は逮捕直前にかなり慌て出 していた様子で、元警視庁黒木昭雄氏にもラクをつけていたという 。本題ではないが、筆者が思うに三井は余りにも広範囲にコンタク トを取ってしまったために、簡単に情報漏れしてしまったのだと思 う(注:黒木氏のことを言っているのではない。念のため)。筆者 を信頼してくれれば、少なからずお役に立てたのではないかとも自 負しているので非常に残念である。 というわけで、スパイ宮崎学氏が実際に夜、三井と会う段取りに なっていたとしても不思議ではないが、「午後3時に都内某所で、 三井に会うはずであった」とバッチリ書かれているために、どうも 妙なのだ。 そのどうも妙なスパイ宮崎学氏はもちろんのこと、筆者をも直撃 する書籍が、本日から、店頭に並ぶという。 タイトルはズバリ『中核派VS反戦自衛官』。著者は「軍事・社 会批評家」の小西誠氏である。 http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/50-6.htm 「公安庁スパイ事件の全容を解明!」と帯にもあるとおり、昨年 来当メルマガでも取り上げ、物議を醸した「公調スパイ問題」(な ぜか一般には「宮崎学スパイ問題」と呼称され、矮小化されている )に、本の相当部分が割かれている。 ちょっと前に amlの投稿でこれを察知したので、目次を見てみる と以下のとおりだ(抜粋)。 第2章 スパイ宮崎学を「擁護」する清水丈夫氏 スパイとの原則的闘いを放棄 元公安庁調査官・野田敬生氏の内部告発 スパイ工作原本は事前に中核派へ 宮崎学の居直りへの闘い スパイ宮崎学追放を空叫びする『前進』 「職業的スパイ」宮崎学 宮崎学は現在も権力のスパイか? 摘発された戦後最大のスパイ事件 「スパイのリンク」を隠蔽する革マル派 謀略論を主張し始めた清水丈夫氏 なんとも恐ろしげな字句ばかりが並んでいるではないか! 当然、内容を確認しておく必要があると思い、14日歌舞伎町で なにげに「スパイダーマン」とか見たついでに、新宿の模索舎に赴 き、本を入手した。 http://www.asahi-net.or.jp/~uh5a-kbys/place/mosaku.htm 中核派やその周辺事情自体に筆者の関心はないので、筆者に関わ るところにのみ簡潔に感想を記しておきたい。 ―正直なところ、残念ながら事実関係の詰めが甘いように思う。 本題には関係のない瑣末なことかもしれないが、たとえば、分か りやすいところをいくつか挙げると、筆者は「在職中から公安庁を 告発する本を何冊か執筆し」たりしていない(同書98ページ)。 これはおそらく一つには、『公安調査庁の暴走』 http://www.gendaishokan.co.jp/goods/ISBN4-7684-6683-4.htm を筆者の作品であると勘違いされたためであろうかと思う。ちなみ に内容は真偽不明だが、公調が宮岡悠の正体を共同通信の青木理記 者だと考えていたこと自体は事実である(青木氏には講談社現代新 書『日本の公安警察』というベストセラーがある)。 また、2000年9月23日に筆者がでっち上げ逮捕されたのは 、「公務執行妨害」容疑ではない(『中核VS反戦自衛官』100 ページ)。たしかに、被告国の主張に沿えば公妨で逮捕されてもよ さそうなものだったが、容疑は「暴行」である(ただし「でっち上 げ」)。これは自宅玄関前に監視車両を横付けし進路妨害するとい う“公務”の正当性を問われることを恐れたための措置であろう。 協力もせずに後からこんなことを指摘するのは穏当ではないかも しれない。しかし、以上の事実はいずれも筆者があちこちで公表し ていることであり、さしたる調査を行わなくてもすぐに判明するこ とである。 筆者も日々雑文を書き飛ばしている関係上、ついつい間違いを犯 すことはあろうかと思う。それでも自分では極力慎重に詰まらぬミ スは犯すようにしているつもりである。そういうミスが度重なると 、全体の信頼度が格段に落ちてしまうからだ。 その他、細かい点についても若干の間違いや見解の相違が目立つ ので、今後、事態の推移を見ながら、筆者の見解等を当メルマガ上 などで発表するかもしれない。「するかもしれない」というのは、 どうもこの問題は、反公調というよりは、党派闘争の道具に利用さ れている様子があり、筆者が積極的にこれに関与しても、いたずら に混乱が増すだけで、何のメリットもないからだ。 どうしてこんなことを、わざわざここで断っているかというと、 あたかも同書の内容をもって、筆者の主張であるかのように歪曲し 流布しかねない、トンチキな政治集団や個人が多々存在しているた めでもある。 しかし、いずれにせよ、たとえそれが一部の狭い世界の話だとし ても、同書が衝撃的な内容であることに変わりはなく、どうやら“ 戦争”が始まりそうな気配だ。図らずも筆者も「交戦区域」にいる 模様である。 <資料>筆者も「交戦区域」にいるらしいこと http://www.zenshin.org/f_zenshin/f_back_no02/f2043sm.htm 「小西は今、反革命・白井朗と連合し、同じく角田富夫を抱え込 み、元公安調査庁職員・野田敬生と手を組んで、反革命フラクを形 成し、革共同および革命闘争への反階級的敵対をこととする存在へ と転落しきっているのである。」 単なる「ストーカー野郎」と位置づけられているのかと思ったら 、「反革命フラク」の一端を形成していることになっているのだか ら、筆者もちょっと出世しているのである。「ストーカー」よりは ちょっとばかし大物なのである。 しかし僭越ながら、そんな小さなサークルと公安関係者にしか通 じないようなジャーゴンを未だに使用しているようでは、どんな一 般人も説得できぬのではあるまいか、などとお節介にも心配してし まうところでもある(今「反革命フラクとは」と解説をしようと、 検索するとgoogleでもこんな言葉はヒットしないではないか!)。 ほかの方々も同様かとは思うが、一味を形成しているかのように 分類されるのは筆者も心外だ。筆者は「左翼」でないからである。 こんな調子でいるので、ずいぶん前から、「君はいつ誰にテロら れてもおかしくない。しかも、余りにも敵を作りすぎているので、 誰が犯人か分からない」などとも忠告されている。 たしかに筆者が争う国賠裁判に登場する野方署など、仮に筆者が 何らかの刑事事件に巻き込まれ、付近の者が通報したとしても、現 場には駆け付けず放置することだろう。筆者が物理的ダメージを受 ければ、諸手を挙げて大歓迎である。何よりも公調は、職員全員総 立ちのスタンディング・オベーション、拍手喝采の雨あられとなる であろう。 ちなみに関係者によれば、スパイ宮崎氏の周辺者は以前、要旨「 2001年10月4日のロフトプラスワンで野次っていた男(当メ ルマガ第55号において「インチキな髭面のチンピラ」と形容した 人物)は実は工藤連合の関係者である。関係する団体・個人は体面 上自ら手を下すことはできないが、組織暴力がヒットすることは十 分あり得る」などと、おためごかしにも心配し、その実、脅迫して いたという。 仮にそういうお茶目な脅迫行為がスパイ宮崎氏の指図によるもの だとすれば、スパイ宮崎学氏の限界振りを露呈していることもまた 論を俟たないところではある。 今後の成り行きに注目されたい。 ========================================================== 情報発信者:野田敬生(hironari noda) HP: http://move.to/espio/ http://flying.to/noda/ Mail Address:basilica01@hotmail.com ==========================================================
E-Magazine協賛企業